豊川南小学校に福祉体験学習に行ってきました🏫
「〇〇はもう触れたで!触れてない△△に回して~!」
やんちゃな男の子が叫んで、風船を指差しています。
これは先日お邪魔した豊川南小学校での、福祉体験学習の風船バレー演習の一幕です。
触れる…って言葉が自然に出てくるって、すごいですよね。
日頃、わたしたちが風船バレーの試合をする時、「わたしあたったで!」「〇〇ちゃん、あたった!あたった!」と、咄嗟に“あたった”という表現を口にします。
わたし自身も電動車椅子ですけど「今当たった!」と叫んで、自己申告するくらいです笑
みんな大意はなくて、何の気なしに使ってるだけなんですけど、ある時メンバーが「ハンディのあるプレイヤーはモノじゃないんやから、あたったって表現じゃなくて触れたにしよう」と話してくれたことがあって
あ~なるほどな。不快に感じる人もいるかもしれないな、と改めて思ったエピソードがありました。
障害当事者であるわたし自身が思い至らないのに、小学4年生の彼はきっと、何も考えず自然と口にしているのです。
落ち着きなく、悪ふざけしてキャーキャー叫んでいるのに、
『なんてセンスの良いやつだ』
子どもたちは、いつも目が覚めるような新鮮な驚きを与えてくれます。


今回の豊川南小学校では、113名の生徒さんにぐるりの福祉体験学習を実施してきました。
「障害観」の転換を図るお話+風船バレーを使った遊びの中から感じる障害疑似体験の授業プログラムです。
風船バレー演習を一気にするのは、大所帯すぎて不可能なため、前半組と後半組に授業の時間を分けました。
今回もぐるりずむ*社会人メンバーと関西大学ボランティアサークル「チャレンジャー」の2人に助っ人に来ていただきました。
何十個も風船を膨らまし、風船バレーの留意点をみんなに伝え、ラリーのサポートなど、縦横無尽にサポートしてくれました。
*ぐるりずむは箕面に一つだけのふうせんバレーチームです
100名を超える演習になると何かと大変ですが、彼らと一緒に作り上げている感覚を得られたのは、大きな収穫です。
遠路京都や和歌山から来てくれていて、いつも本当に感謝です。

子どもたちの中に、「障害ってほんとはなんだろう?」と思う時、いろんな角度から見つめてもらえる “なにか” が少しでも残っていたら嬉しいなと思います。

〈先生の感想〉
〈生徒さんの感想〉
「しょうがい」についてどう思いますか?
●しょうがいは道具をうまく使えば仕事も動くこともほかの人とコミュニケーションをとることもできるのでしょうがいだから不幸というわけではない。
●しょうがいはたいへんそうだと思うけどみんなと遊んだらとっても楽しそう。(いろんな人がいるからこそ。)
●ちがうあるきかたとかしている人でもみんな人でなかまはずれとかしないし「しょうがい」があってもみんなとおなじ。
●しょうがいがある人がいるからこそ、たくさんの人がしょうがいをまなべる。
●わたしはさいしょ、しょうがいはふつうの人じゃない。へんな人だと思っていました。だけど、話を聞いて、ふつうに生活もできるし、車いすにのっているだけだったり、しょうがいがあっても、楽しくすごせることを、はじめて知りました。
●ぐるりさんのお話をきいて、私は、しょうがいはこれがしょうがいときめつけることはできないと思いました。
そして、人それぞれにちがうしょうがいがあるんじゃないかと思いました。人それぞれなやみがあって自分にとって不便なことがいっぱいあるからです。
●悪いことではない⇨たすけあえばこまらないから
●しょうがいはみんなもっていると思った。
●かわいそうだけど不幸ではないと思った。
●なにかこまりごとがあったとしてもまわりの人がてつだってあげたり、道具をつかったりなにか工夫して生活をする人。
●さいしょは、しょうがいについて何も思っていなかったけれど、しょうがいのじゅ業をして、しょうがいはエレベーターのように、未来をよくする物だと思うようになりました。
●ふつうの人からみると、あのひとしょうがい者じゃない?っていわれるけど、本人はしょう害だと思いたくなくて、しょう害じゃない人は、しょう害の人をささえるべきだとぼくは思います。
車いすや目かくしをしたお友だちと、どうしたら風せんをまわせますか?
●なまえをよんであげて、横など、どこにふうせんがくるか教えてあげたらいいかなとおもった。
●声かけや、その人にキャッチできるように、いすなら上に車いすなら手の方にとやったら、できました。
●声かけ、たすけあい
みんなで風せんバレーをするとき、大切なことは?
●イスにすわってる子には、頭がとどくはんいでパス!しょうがいがあることをりかいする。
●だれかがみすしても、せめたりしない。たのしくする。しょうがいがいる人とやるからこそ、風船バレーはたのしくできる。
●コミュニケーションやたすけあいのほかにも、みんなのじょうきょうをみてこうどうをかえてたすけあいがひつようです。
●リスペクト
●しょうがいがあるからいっしょに遊ばないではなくて、しょうがいがあるからこそ(みんなとちがうところがあるからこそ)いっしょにちがいをみとめて楽しく遊ぶこと。
●風せんがきたときに次にわたすあい手のほうの目を見て「次はあなたになげますよ。」ということが心ではなしあうというのも大切だと思います。

(余談ですが…お昼休みにみんなでいただいた生ドーナツ最高でした♡)



